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家づくり!失敗例から学ぶよくあるリビングの後悔ポイント5選

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リビングは家族が集まり今日の出来事を話したり、TVや映画を観ながらくつろぐなど暮らしの中心になる場所です。そのため、自然と笑顔が集まる様な居心地の良い空間にしたいですね。

リビングづくりで後悔しないためには、後悔ポイントをしっかりと把握して対策することが大切です。

本記事では家づくりの中でもリビングのよくある後悔ポイントと対策についてご紹介していきます。

 

よくあるリビングの後悔ポイント5選

1.エアコン

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快適に生活するためには室温の管理が重要です。そのため、リビングにエアコンを設置する方がほとんどだと思いますが、間取りを考える段階からよく考慮して設置しないと後悔するポイントになります。

   1.エアコンの後悔ポイント    

   ①見た目が悪くなる     

    ②冷暖房効率が悪い      

コンセントの位置  

室外機の位置    

 

1-①見た目が悪くなる

エアコンは大きくて存在感があるので、設置する場所によっては見た目が悪くなってしまいます。

例えば、テレビの上に設置する場合では、設置する壁面にスペースのゆとりがないと家電が集中するため、窮屈な見た目になってしまいます。

また、リビングを吹き抜けにしているお宅の場合ではエアコンの近くに照明があると壁にエアコンの影が映ってしまったり、化粧梁にエアコンが干渉してデザインが損なわれてしまうことがあります。

 

1-②冷暖房効率が悪い

効率良くエアコンを使用するにはエアコンの設置位置や周りの家具の配置が重要です。部屋全体に風を送れない位置への設置やエアコン下に家具があると上手く空気が混ざらず冷暖房効率が悪くなってしまいます。

また、ソファやダイニングチェアなど普段よく座る場所に直接風が当たると乾燥や寒さを強く感じることがあるので注意が必要です。

 

1-③コンセントの位置

エアコンのコンセントは見た目が良いものではないので、出来るだけ目立たない位置に設置したいですね。何も考えず業者さん任せにしてしまい、もっと目立たない位置が良かったと後悔することがあります。

 

1-④室外機の位置

エアコンには室外機と室外機までの配管が必要です。エアコンの設置場所によっては室外機の配置が玄関付近の目立つ場所になったり、室外機までの配管が曲がってしまうことによって外観のデザインが損なわれてしまいます。

また、室外機の位置によっては通路の邪魔になることや風や騒音が要因となり近隣トラブルに繋がることがあります。

 

対策
後悔しないポイント!!

✔︎エアコンの位置は見た目も考慮する  

✔︎効率良く稼働出来る位置に設置する  

✔︎コンセント位置の確認        

✔︎エアコンの位置は見た目も考慮する

エアコンの設置位置を考える場合は見た目も考慮する様にしましょう。下記の場所は見た目が悪くなりやすい場所になります。人によって感じ方は変わってくるかと思いますが検討する際の参考にしていただければと思います。

 

見た目が悪くなる位置  

  ・テレビがある壁面       

 ・アクセントクロスの壁面   

 ・室内に配管が見える設置位置 

 ・化粧梁や筋交と干渉する位置 

 ・照明の近く         

  ・室外機が目立つ・邪魔になる位置

 

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✔︎効率良く稼働出来る位置に設置する

エアコンは部屋全体に風を送れる位置に設置することで効率良く稼働させることが出来ます。

長方形のLDKの場合では短辺側にエアコンを設置することにより効率良く部屋全体に風を送ることが出来ます。

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また、暖かい空気は上に溜まりやすいので、冷房の場合は風方向を上向きに、暖房の場合は下向きにすると空気が上手く混ざり冷暖房効率を上げることが出来ます。そのため、エアコン下には風を遮る様な大きな家具は設置しないようにしましょう。

 

✔︎コンセント位置の確認 

エアコンのコンセントは指定しないとエアコンの横や下の目立つ位置に付くことが多いです。

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エアコンの上や天井に設置すると目立たなくなりスッキリした印象になるので事前に担当者に伝えるようにしましょう。

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我が家のエアコンはコチラ

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アクセスクロスの壁面に付けたことは後悔していませんが、テレビ上に付けたことは後悔しています。今はアパート時代の小さいテレビを使用していますが、今後テレビを大きくすると窮屈になりそうです。

また、エアコンの効きは問題ないのですが、ソファに座っていると風が当たり寒さを強く感じることがあるので、間取りを考える時にエアコンとソファの位置をもっと考えるべきだったと後悔しています。

 

コンセント位置はエアコンの上を指定したことで見た目をスッキリさせることが出来ました!

 

2.広いリビング

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広いリビングにすることにより解放感のある空間を作ることが出来ますし、家族や来客が多い家庭では窮屈にならずゆったりとくつろぐことが出来ます。

また、くつろぎの場としてだけでなく趣味や育児、仕事をする際に広いスペースを有効活用することが出来ます。メリットのある広いリビングですが、広すぎることによって後悔するポイントがあります。

   2.広いリビングの後悔ポイント   

窓が多くなる   

空調の効きが遅い 

  他の部屋が狭くなる  

④掃除が大変    

 

2-①窓が多くなる

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広い空間に光を取り入れるために窓の数を増やしたり、大きな窓を設置するケースが多いです。窓は壁に比べて断熱性が低いため、外気の影響を受けやすくなってしまいます。また、窓が多いと外からの視線が入りやすくなりますし、空き巣の被害に遭う危険性が高くなります。

 

2-②空調の効きが遅い

空間が広いほど、冷暖房が効くまでに時間が掛かってしまいます。また、上述したように広いリビングには外気の影響を受けやすい窓が多くなるため、さらに冷暖房効率は下がってしまい電気代が余計に掛かってしまいます。

 

2-③他の部屋が狭くなる

限られた予算や床面積の中で間取りを検討するため、リビングを広くすることにより他の部屋が狭くなってしまうことがあります。パントリーや玄関クローク、ランドリールームを設置したかったけどスペースが無くて諦めたなど希望の間取りを実現出来ないことも考えられます。

 

2-④掃除が大変

リビングは人が集まる場所なので、埃や汚れが溜まりやすく掃除頻度が高くなる場所です。広い面積に掃除機やモップをかけるのは大変な作業ですし、窓も多くなるのでより手間が掛かります。

 

対策
後悔しないポイント‼︎

✔︎目隠しフェンスの設置        

✔︎機密性・断熱性の高い家にする    

✔︎16帖〜20帖のLDKの検討    

✔︎一度に全部掃除しようとしない    

✔︎目隠しフェンスの設置

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窓が多くなった場合でも目隠しフェンスを設置することにより、外からの視線を大幅にカットすることが出来ます。

また、植栽を植えることでも目隠しと同様の効果を上げることが可能です。

 

✔︎断熱性・気密性の高い家にする  

外気の影響を減らし冷暖房効率を良くするには断熱性、気密性の高い家にする必要があります。

壁や床、天井、窓をしっかりと断熱・気密した高断熱高気密住宅は外気の影響を受けにくく、室内の空気が外へ逃げにくいため、広いリビングでも少しの冷暖房エネルギーで快適な室温を保つことが出来ます。

高断熱高気密住宅はよく耳にする言葉ですが、どういった基準値をクリアしないといけないのか、その明確な値は定められていません。そのため、高断熱高気密住宅を手掛けている住宅会社でも断熱・気密性能の値はそれぞれ違ってきます。

しかし、広いリビングでも快適に過ごすために一般的に言われている推奨値があり、内容は下記になります。

高気密住宅C値目安は1cm²/m²以下※1

高断熱住宅UA値目安は0.4W/㎡・K以下※2

窓は樹脂窓を採用し、ガラスをペアガラスにする

※1気密性はC値(相当隙間面積)で表されC値が低いほど隙間の少ない高気密な住宅になります。

※2断熱性はUA値(外皮平均熱貫流率)で表されUA値が低いほど室内から熱が外へ逃げにくい高断熱な住宅になります。

 

広いリビングを考えている方はC値とUA値も気にした住宅会社選びをすることで、快適に過ごせる家づくりを行うことが可能です

 

✔︎16帖〜20帖のLDKの検討

LDKの広さは16~20帖程度が住みやすいと言われています。

4人家族を想定した場合、16帖はソファやダイニングテーブルなど必要な家具を配置するのに最低限欲しい広さになります。

18帖なら必要な家具を置いてワークスペースを造っても十分な広さがあり、来客がある際にもゆったりとくつろいでもらうことが可能です。

20帖あればさらに大きな家具を置いたり、広いパントリー造るなど余裕や自由度も広がります。

それ以上の広さになると掃除が大変ですし、光熱費も余計に掛かるなどデメリット面が強くなってしまうため、16帖〜20帖の大きさで家族構成や必要な家具・間取りを考慮し、最適なリビングの大きさを決めることをおすすめします。

オープハウスやモデルハウスで実際のリビングの大きさを体感して明確にシュミレーションをするといいですね。

 

✔︎一度に全部掃除しようとしない

広いリビングを一度に全て掃除しようとすると挫折してまい掃除が甘くなります。日々の床掃除はロボット掃除機にお願いし、隔週でソファ周り、テレビ周り、窓といった自分なりのルーティンを決めて掃除することで挫折せず綺麗なリビングを保つことが出来ます。

 

3.小さなリビング

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土地の大きさや家族構成、予算の関係の上、リビングの大きさを小さくする方もいらっしゃると思います。

リビングを小さくすることにより空調が効きやすくなりますし、掃除するスペースも小さくて済みます。また、家族との距離が近くなるので、コミュニケーションが取りやすくなるなどメリットがありますが、小さすぎることにより後悔するポイントがあります。

  3.小さなリビングの後悔ポイント  

   ①思い通りの家具が置けない   

   ②収納が少ない         

人数によっては窮屈になる

 

3-①思い通りの家具が置けない

リビングに置く家具はソファやテーブル、テレビ台、収納棚など一つ一つが大きく存在感があるので、小さいリビングだと全ての家具を思い通りに設置することが難しくなってしまいます。気に入ったソファが置けなかったり、置くことにより空間が狭くなり生活しにくくなるといった後悔ポイントになります。

 

3-②収納が少ない

子供の遊び道具やご自身の趣味・ワーク用品、生活に必要な小物類などリビングで使用するものは多いです。リビングを綺麗に保つためにはある程度の収納は確保したいですし、使用頻度が高いものはリビングに収納を構えたいところです。しかし、リビングが狭くなるとそれらを収納するスペースを確保することが難しくなってしまいます。

 

3-③人数によっては窮屈になる

小さいリビングだと快適に過ごせる人数も少なくなってしまいます。建築当初は十分なスペースと感じていても家族が増えたり、お子さんが大きくなるにつれてスペースが足りなくなり、もっと大きなリビングにしておくべきだったと後悔することがあります。

 

対策
後悔しないポイント‼︎

✔︎必要以上の家具は置かない      

✔︎収納付き家具の活用         

✔︎生活人数に合った広さを選択     

✔︎必要以上の家具は置かない 

リビングに必要な家具を全て置いてしまうとより狭さを感じ生活しにくくなります。家具の配置を工夫することで、小さなリビングでもゆったりとした空間を確保することが出来ます。

 

狭いリビングでも広く使う工夫 

テレビは壁付け(テレビ台は置かない)

テーブルをサイドテーブルにする   

高さがある家具は置かない      

ソファのかわりにクッションを置く  

 

✔︎収納付き家具の活用      

小さいリビングでは出来るだけ広いスペースを確保するため収納スペースは削られやすくなってしまいます。しかし、使用頻度が高いものは近くに収納したいですね。

そこでおすすめなのが、収納付きソファです。

リビングで使用するものを追加スペースなしで足元に収納することが出来ます。

 

また、キッチン前収納を取り入れることで収納を増やすことが可能です。

我が家のキッチンは Panasonicラクシーナフロートタイプを使用しています。

 

このタイプはキッチン前に大容量の収納スペースがあるので、リビングで使用するものはほとんどこちらに収納出来ています!

 

✔︎生活人数に合った広さを選択

広いリビングでお伝えした様に4人家族での住みやすいLDKの広さは16帖〜20帖となります。

また、夫婦2人暮らしではソファとダイニングテーブルを置くとなると14帖は必要ですし、3人暮らしであれば16帖は欲しいところです。

そのため、小さいリビングでもLDKの大きさは家族の人数に合わせて14帖以上にすることが望ましくなります。

しかし、土地の大きさや予算の関係上、それ以下の広さにする方もいらっしゃると思います。その場合は上述した様に家具の置き方を工夫したり、収納付きの家具を取り入れることで小さなリビングでも広く使うことが可能です。

 

我が家のLDKは14帖と小さめで、リビングに使用しているのは5.5帖程度です。

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夫婦2人暮らしなので、十分な広さを確保出来ていますが、お子さんが1人でもいる家庭ではやはり16帖はあった方が生活しやすいと感じます。

また、少しでも広く使うためにテレビは壁掛けにし、棚は小さなスペースで設置出来るドローアラインを使用しています。

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ダイニングテーブルは普段は夫婦2人で使用し、来客時には4人で使用出来る伸長式テーブルを取り入れることでリビングを広く使用出来ています。

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4.吹き抜け、リビング階段

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リビングを吹き抜けにすることより天井が高くなり開放的でお洒落な空間を作ることが出来ますし、2階部分にも窓を設置すれば自然光をリビング奥まで取り込め、明るい部屋を作ることが可能です。

また、リビング階段がある間取りではお子さんが必ずリビングを通って自分の部屋に行くため、自然と顔を合わせる機会が増えます。

吹き抜け、リビング階段共に家全体につながりが出来るので、どこにいても家族の気配を感じられ、コミュニケーションが取りやすくなるメリットがあります。しかし、デメリットを考えず取り入れることにより後悔するポイントにもなります。

4.吹き抜け、リビング階段の後悔ポイント

①冷暖房が効きにくい   

  ②2階に音やにおいが広がる  

 ③掃除、メンテナンスが大変 

 ④プライバシーが確保しずらい

 

4-①冷暖房が効きにくい

広いリビングと同様に吹き抜け、リビング階段を取り入れた場合、空間が広くなるので冷暖房が効くまでに時間が掛かります。特に冬場は暖かい空気が上がっていくので、足下が温まるまでにはかなり時間が掛かってしまいます。

 

4-②2階に音やにおいが広がる  

1階と2階部分を隔てるものがないためリビングの話し声やテレビの音、料理の匂いが2階に伝わってしまいます。就寝時間が家族によって異なる場合や受験生がいる家庭では下階の音が気になると不満が出ることが想定されますし、室内干しが多いご家庭では洗濯物に匂いがうつることも考えられます。

 

4-③掃除、メンテナンスが大変

2階部分の窓や梁、ルーフファンは脚立や伸長タイプの掃除道具を使い掃除することが出来ますが、道具の取り扱いが大変な上、掃除箇所が多く重労働になります。

また、照明の種類によっては交換を専門業者に頼む必要があるため、メンテナンス費用が高くなります。

 

4-④プライバシーが確保しずらい

リビング階段を取り入れた場合では、お子さんの友達が遊びに来た際にリビングを通って2階の子供部屋へ上がるといったシーンが考えられます。家族以外の出入りがある空間になるため、常にリビングを綺麗にしておく必要がありますし、だらしない格好ではくつろげなくなります。

 

対策
後悔しないポイント‼︎

✔︎断熱性・気密性の高い家にする    

✔︎遮音性の高い建具を設置する     

✔︎メンテナンスの容易な照明を設置する 

✔︎リビング階段の位置を工夫する    

 

✔︎機密性・断熱性の高い家にする    

吹き抜けリビングやリビング階段を取り入れることによって得られる広い空間を効率を良く温度調整するためには断熱性・気密性の高い家にする必要があります。そのため、広いリビングで紹介した内容と同様に高断熱高気密住宅の推奨値を目指す家づくりをすることが重要になります。

高断熱高気密住宅の推奨値

高気密住宅C値目安は1cm²/m²以下

高断熱住宅UA値目安は0.4W/㎡・K以下

窓は樹脂窓を採用し、ガラスをペアガラスにする

 

✔︎遮音性の高い建具を設置する 

リビング階段の場合は階段上や下にロールスクリーンやドアを設置することにより、音や匂いの広がりを軽減することが出来ます。

吹き抜けの場合は音の伝わりが気になる寝室・子供部屋のドアを防音ドアにすることにより、室内への音の伝わりを軽減することが出来ます。

また、音の伝わりが気になる部屋と吹き抜け・リビング階段との間に収納スペースを挟むことにより距離が遠くなるので、音の伝わりが軽減されます。

 

✔︎メンテナンスの容易な照明を設置する 

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天井付けのダウンライトやペンダントライトは業者にメンテナンスを依頼する必要があるため、ブラケットライトやスポットライトを壁付けにし、自身でメンテナンス出来る仕様にすることがおすすめです。

また、シーリングファンは昇降式のものを設置することにより高さを変えられるので掃除の手間を軽減することが出来ます。

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画像引用元:https://www2.panasonic.biz/jp/

業者にメンテナンス依頼した場合でも足場を組む必要が無い仕様にすることで修理・メンテナンス費用を抑えることが出来ます。

 

✔︎リビング階段の位置を工夫する

リビング階段のプライバシー対策としては階段の位置を玄関よりのリビングの入口部分に配置することで、リビングを通りコミュニケーションを取りやすい空間を作りつつ、来客時にはリビングの滞在時間を少なくすることが可能です。

 

5.コンセント

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リビングはコンセントを使う電化製品が多いため、家の中でも多くコンセントを必要とする場所です。

実際に住み始めてみるとコンセントの数が足りなかったり、位置や高さを考えるべきだったと後悔することがあります。

5.コンセントの後悔ポイント

①コンセントの数   

    ②コンセントの位置      

 

5-①コンセントの数

リビングで特にコンセントが必要になる箇所はテレビ周りです。テレビ本体やレコーダー、ゲーム機、動画視聴用のデバイス機器、ホームシアターのスピーカーなどコンセントが必要な家電は多く、あまり考えずにテレビ裏に4個口タイプのコンセントを1つ設置した場合では数が足りず後悔してしまいます。

 

5-②コンセントの位置

家電や家具の配置をはっきりさせずにコンセント位置を決めてしまうことによってソファやワークスペースの近くに欲しかったなど後悔をするポイントになります。

 

対策
後悔しないポイント‼︎

✔︎テレビ裏のコンセントは6口以上   

✔︎間取り作成段階から家具の位置を決める

✔︎間取り作成段階から家電の位置を決める

✔︎テレビ裏のコンセントは6口以上 

将来のライフスタイルの変化にも対応出来るようにテレビ裏のコンセントは最低でも6口以上にしましょう。

また、家電によってプラグの大きさが違うので、一箇所に集中させず、少し離して設置することがおすすめです。

 

✔︎間取り作成段階から家具・家電の位置を決める

コンセントの位置は設計の方が経験を基にある程度の位置は決めてくれていますが、ご自身の生活スタイルに合わせて微調整する必要があります。その際に家具や家電の位置を明確にし、実際に図面に書き込むことでコンセントの必要数や位置を正確に把握することが出来ます。

 

我が家はソファ付近のコンセントが少し離れた場所に1つしかありません。

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間取を考える段階からソファの位置を決めて、もっと近くにコンセントを設置すれば良かったと後悔しています

 

まとめ

今回はリビングのよくある後悔ポイントと対策についてご紹介しました。

 リビングのよくある後悔ポイント 

     1.エアコン         

2.広いリビング  

3.小さなリビング 

   4.吹き抜け、リビング階段

5.コンセント   

リビングは家族が集う団欒の場であり、家の中で家族が最も長く生活する場所でもあるので後悔は避けたいところです。

しかし、間取りや設備を取り入れるに当たり、デメリットを把握出来ていないことによって後悔してしまうことがあります。

後悔しないためには導入する間取りや設備の配置を明確にし、デメリットを理解した上でしっかりと対策することが重要です。

快適に過ごせるリビングの仕様は家庭によって様々だと思いますが、後々後悔しないために、今回ご紹介した後悔ポイントと対策の中で参考になるものがあれば役立ていただければと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。