玄関土間をモルタル仕上げ!メリット・デメリット実例紹介!
土間は屋内にありながら床板を張っておらず土足で歩くことが出来る空間です。
日本は室内では靴を脱ぐ文化なので、だいたいどのお家にもある空間ではないでしょうか。
リビングは身近な親戚や親しい友人などある程度限られた人しか入らない空間ですが、土間は運送業者の方やセールスの方、回覧板を持って来られた近所の方など意外と来客が多い空間です。
そんな家の顔とも言える玄関土間を何で仕上げるかは重要なポイントですし、出来ればオシャレにしたいですね。
玄関土間の種類にはタイルやコンクリート、モルタル、天然石などがありますが、我が家は無機質でシンプルなデザインのモルタル仕上げにしました。
今回は玄関土間モルタル仕上げのメリット・デメリットについてご紹介します。
モルタルってなに?
モルタルとはセメントと砂と水を混ぜ合わせた建材です。耐火性が高く、ペイスト状で扱いやすいので目地材、外壁材、床材などに使用されています。
コンクリートはモルタルと似ていますが、セメントと砂と水に加え砂利が入っており、より強度が高いので家の基礎や駐車スペースに使用されています。
モルタル仕上げのメリット・デメリット
メリット
掃除がしやすい
玄関土間は土足のため、靴裏の土や泥などの汚れが入ってしまいます。
一般的なモルタルのグレー色は白色や黒色に比べ土汚れが目立ちにくい特徴があります。
また、モルタル仕上げにすることにより目地や凹凸が無くなるので汚れが溜まりにくく掃除がしやすくなります。
掃除方法は履き掃除と水洗いです。
外へ向かって傾斜がついているので、水捌けが良く簡単に汚れを屋外に流すことが出来ます。
水洗い後は水分が残っているとカビが発生する可能性があるので、扉を開けてしっかり乾燥させるか雑巾やタオルでしっかり水分を拭き取るようにします。
1年経過しましたが特に目立った汚れがなく綺麗な状態を保てています。
デザイン
無機質でシンプルなデザインなので、木目や建具を引き立たせる効果があります。落ち着いたグレーなので、幅広いデザインに対応可能です。
我が家は白を基調とした玄関に玄関ホールはオークの床材を使用しております。鏡やペンダントライトのアクセサリーも木目調に統一しおり、いい具合にそれらを引き立たせてくれます。
また、真鍮で作成したメッセージを埋め込む真鍮レターを作る事も出来ます。
モルタルと真鍮の相性がよくオシャレな雰囲気作ることが出来る上に個性も出せるのでおすすめです。
価格
モルタルはタイルや天然石の床材と比べて安く施工することが可能です。低価格のタイルと比較してもモルタルの方が半分以下の金額で施工することが出来ます。
デメリット
ひび割れ
モルタルは乾燥し収縮することによりひび割れが発生します。
家を建てた後も乾燥を続けているので、入居後しばらくは問題が無くても数年後にはひび割れてしまいます。
また、温度変化や地震もひび割れの要因となります。
そのため、モルタルはひび割れが発生するものと理解した上での検討が必要です。
ひび割れを味があると感じる方には問題有りませんが、気になる方はタイルなどを検討することをおすすめします。
我が家は1年経過したばかりなのでまだひび割れは見られませんが今後発生すると思いますので、味として楽しもうと思っています!
デザイン
メリットとしてデザインが無機質でシンプルな点をあげましたが豊富なデザインがあるタイルに比べると個性を出しにくい建材です。
幅広いデザインやカラーから選びたい方や高級感を出したい方には不向きな建材です。
まとめ
モルタルの玄関土間は無機質でシンプル且つおしゃれな玄関を低価格で作ることが可能です。
一方で性質上どうしてもひび割れが発生してしまいますし、デザインのバリエーションが少なくなってしまいます。
モルタルの無機質なデザインが好きな方や低価格で抑えたい方には向いていますが、ひび割れが気になる方や高級感のある玄関や個性的な玄関を作りたい方には不向きになります。
私的には低価格でおしゃれな玄関に仕上げれたので大満足です!掃除がしやすいのもいいですね!
玄関土間の選定のお役立てばと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。