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家づくりを失敗しないためのブログ

規格住宅とは?建ててみて解ったメリット・デメリット

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マイホームを購入するのであれば細部までこだわったオーダーメイドの家を建てたいと考える人もいれば、コストを抑えるために建売住宅を購入したいと考える人もいるかと思います。

マイホーム購入に当たり何を優先するかは人によって異なりますし、悩みも人それぞれです。

 

・こだわりたい部分もあるけれど1から全て決めるのは大変

・仕事が忙しくて打ち合わせの時間があまり取れない

・オーダーメイドは完成形がイメージしずらいから不安

・なるべく費用を抑えてこだわる所はこだわりたい

 

こういった悩みを持っている方におすすめなのが規格住宅です。

 

本記事では規格住宅のメリット・デメリットについて紹介しています。

 

実際に私が建てた規格住宅の内容や感想も紹介していますので、規格住宅を検討する際の参考にしていただければと思います!

 

 

規格住宅とは

規格住宅とは住宅会社が考えた規格内容に沿って建築された住宅のことです。

私が建てた家の場合では

・建築スタイルを決める

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四角の家、三角屋根の家、平家などの規格の中から自分の好きなスタイルの家を選択する。

 

・外壁はガルバニウム外壁で規格されており色を選ぶ 

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私の建てた工務店ではアイジー工業のガルバニウム外壁SF-ビレクトが標準仕様となっており、好きなカラーを選択することが出来ました。

 

・床材を選ぶ

床材は無垢のパイン材かオーク材の2種類で規格されており、どちらかを選択する。

 

などなど‥

 

このように住宅会社の方で家の建て方や材料を規格化してくれているものが規格住宅です。

 

規格のコンセプトは会社により異なりますが、私がお願いした工務店では

 

"自然素材×超高性能×デザインをお値打ち価格で"

といったコンセプトでした。

 

自然素材を使用しデザインされた高断熱高気密住宅が注文住宅よりも低価格で建てれますよって感じです。

 

規格住宅のメリット

 

  ⭕️建てる家をイメージしやすい   

⭕️ローコスト         

⭕️資金計画が立てやすい    

⭕️打ち合わせ回数が少ない   

 

建てる家をイメージしやすい

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モデルハウスや完成見学会で住宅会社が建築した規格住宅を見ることが出来るので、自分が建てる家をイメージしやすくなります。

画像やカタログで見たものと実物の雰囲気が思っていたものとは違うということはよくあるケースです。実際に自分が建てる家に使われる建具や外壁、設備類を見ることによって建てる家のイメージが明確になります。

 

ローコスト

設計に掛かる費用が抑えられていたり、建て方や使用する建材の量が決まっているため、無駄が無く、オーダーメード住宅に比べローコストで家を建てることが出来ます。

コストを抑えることにより住宅ローンの月々の返済額が少なくなるので生活に余裕が生まれます。

 

資金計画が立てやすい

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規格化されている商品なので、初めて住宅会社を訪れた段階でおおよその建築費用が分かります。建物に掛かる費用が分かるので土地購入の資金配分が立てやすくなります。

 

打ち合わせ回数が少ない

ある程度規格されたものの中から選択するので、全て1から決めていくオーダーメイド住宅に比べ打ち合わせに掛かる時間、日数が少なくて済みます。

 

規格住宅の注意点

✔︎自由度が低い        

  ✔︎土地によっては家が建てれない  

自由度が低い

やはり規格に沿って家を建てるので、建て方や建材の選択肢は限られています。

 

私の場合、キッチンフロアをオーク材ではなく、クッションフロアに出来ないかと要望しましたがお断りされました。

 

しかし、全く要望が通らないわけではなく、リビングの窓を大きくするなどコストは掛かりますが要望が通るものもありました。

 

その他にもコストをかけたらこんなことも出来ますよとオプションが用意されていました。

・キッチンを下り天井にする

・間接照明を取り入れる

・外壁をガルバから変更する

など

 

間取りは自由に決めれないのかと思っていたのですが、私がお願いした工務店では外枠の形は変えることは出来ませんでしたが、中の間取りは自由に配置することが出来ました。

間取りを規格化している住宅会社もあるのでメーカーや工務店によって違うようです。

 

土地によっては家を建てれない場合がある

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規格住宅では建て方や間取りが決まっているため、小さな土地であったり、形が特殊な土地では規格に合わず家が建てれない場合があります。

私の工務店では30坪程度の土地は必要と言われれました。

 

実際、建ててみて解ったこと

プロが規格した住宅なので、住む人のことをよく考えて造られた住宅になっています。

性能も品質もデザインも満足していますし、大きな後悔をせず家を建てることが出来たのでホッとしています。

特に完成見学会で工務店が立てた家を見れたことが大きかったです。

自分達が建てる家の雰囲気を感じ取れましたし、性能も体験することが出来ました。

間取り、建材、建具類も実物を見て、作りや使い勝手を確認出来たのでとても参考になりました。

資金計画に関しても土地購入の前に建物に掛かる金額を教えてもらえたので、希望額内に収まるように土地探しすることが出来ました。

 

満足はしてはいますが、自由度が低いとは感じるかもしれません。

家を建てていくと欲というものが出てきまして‥。私は欲を抑えきれず規格外のものを色々注文しました。

出来なかったこともありますが、出来たこともあるので、規格住宅だから規格以外の事は無理だと思わずお願いしてみてもいいと思います。

 

また、私は家を建てるに当たり出来るだけコストを抑えたいと言う考えが強かったです。理由は私達夫婦は旅行が趣味でそちらにお金をかけたかったから。出来るだけ月々の住宅ローンの支払いを抑えたかったからです。

実際、コストを抑え思い通りの気に入ったデザインの家を建てる事ができたので、規格住宅の家を建てて良かったと思います。

SNSで細部までこだわったおしゃれな家をみると羨ましいとは思いますが…。

 

まとめ

規格住宅でも高性能でおしゃれな家はあるので、私のようにコストを抑えて家を建てたい方や打ち合わせの時間がなかなか取れない方、実物を見て安心して家を建てたい方に規格住宅は向いていると思います。自分の建てたい家のイメージに合った規格住宅がきっとあるはずです。

その反面、コストや時間がかかっても自分の思い通りの家を建てたい、細部までこだわりたい、建築予定の土地が小さい、特殊な形をしているといった方はオーダーメード住宅が向いていると思います。

 

自分が家を建てる上で何に重点を置くかによって規格住宅にするかオーダーメイド住宅にするかが決まってくるかと思います!

 

最期まで読んでいただきありがとうございました。